てらさかまり整骨院

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腰の話

2018-09-06

腰

腰は私たちの身体の中心に位置する関節で、曲げたり、反ったり、ねじったりといった動きを行うことができます。腰椎と骨盤から構成されていますが、腰椎はさらに5つの骨に分けることができ、とても複雑なつくりとなっています。

腰に違和感を感じている人や痛みが生じている人、あるいは足にしびれを感じるような人など、若い人からお年寄りまでトラブルを抱えている人はたくさんおられます。レントゲン写真で原因の分かるものもあれば、厳密に原因が特定できないものもあります。

一般的に腰痛と呼ばれますが、特定の病気を指すものではありません。事故やケガによって生じるものもありますが、多くは医師が診察してもレントゲンで撮影しても断定できないもので、80%~90%が「非特異的」と呼ばれるタイプです。

中高年になると、骨密度が低くなって生じる「骨粗しょう症」によって引き起こされるものが増えてきます。特に女性に多い疾患で、圧迫骨折などを引き起こしてしまい腰痛へ発展させてしまうことがあります。痛みによって歩けないようになることもあり、外出することが難しくなってしまう場合もあります。

このように腰痛にはさまざまなものがありますが、どのように対応すればいいのか知識を持っておくことが大切です。



腰が痛い!~歩けない原因と症状

「歩いたり、立ち上がったり身体を動かすと痛む」
「足がしびれてきて長く歩けなくなった」
「お尻から足にかけて痛みやしびれがある」
「痛くてあおむけで眠れない」

みなさんのなかにはこのようなトラブルによってお悩みの方はおられませんでしょうか。

実はこのような違和感や痛みを感じ、治療を要する人の割合は年齢とともに増してきて、40代以上では6割~7割程度の人が悩まされている実態があります。また20代や30代といった比較的若い年代においても、3割から5割程度おられます。つまりどの年代においても、多くの人が痛みに悩まされているのです。

最初は「歩いたり、立ち上がったり身体を動かすと痛む」といった、常時違和感や痛みを感じるものではなく、運動や姿勢によって引き起こされてしまうものから始まります。この状態では、負担をかけないようにしたり、休憩をはさんだりすることで改善がみられます。

しかしこの状態が悪化しだすと違和感や痛みが慢性的となり、もはや負担軽減や休息だけでは回復しないようになってしまいます。場合によっては立ち上がりや歩行が困難となり、外出することができなくなるようなこともあります。

では、どのような原因によって痛みを生じさせてしまうのか、メカニズムなどから見ていきたいと思います。


腰はどのような働きをするものなの?


私たちが日々歩いたり、立ち上がったり、行動できるのは、体の仕組みをうまく活用できているからです。身体の構造の基盤である骨格があり、それを支える筋肉やじん帯などによってうまく動かすことができるようになっています。

私たちが身体を動かすための基盤となっているのは「腰」で、すべての中心となっていることが分かります。「歩く」「立ち上がる」という行動だけでなく、座ったり、しゃがんだり、横を向いたり、振り返ったりというものはすべてうまく腰を活用することからできています。

しかし何かしらの原因によって痛みが生じるようになると、これらの行為がうまくできないようになってしまいます。

腰は、首からお尻まで続いている「腰椎」の一部になります。腰椎はいくつかの骨が組み合わさったものですが、姿勢が少し悪いだけでもかなりの負担が腰にかかってしまいます。そのため常に姿勢が悪かったり、負担をかけるような運動をし続けてしまうことで、少しずつ腰部への負担が増していき、炎症を起こしたり、変形してしまうのです。


女性に多い腰痛


痛みに悩まされている人を調べてみると、若い人であれば普段からの姿勢が悪かったり、スポーツや仕事によって常に負担をかけていたりすることで、悩まされている人がおられます。

しかし本当にその割合が多くなるのは中高年以降で、運動によるものだけではなく、家事などによって負担となったり、神経が圧迫されたり、骨がもろくなったりすることで引き起こされます。

特に女性には骨がもろくなってしまう「骨粗しょう症」で悩まされる人が多く、尻もちや転倒によって腰部の骨を圧迫骨折させてしまい、常に違和感や痛みに悩まされることになります。

また変形してしまうことで違和感や痛みが増大してしまう「変形性腰椎症」と呼ばれるものも多くみられます。

腰にある椎間板という部分がすり減ってしまい、変形していることから生じます。レントゲンを撮ってみて判明するものですが、若いころから仕事や家事に頑張って生活してきた人に多い症状です。

女性は男性よりも比較的筋力が弱いために、筋肉の衰えと同時に関節の痛みを訴える人が多くなります。特に40代以降になると、衰えが始まり運動不足になることも多いですから、症状を訴える人が増えるのです。そのため少しずつでも運動習慣を持つことが大事なことであるといえます。


変形性腰椎症の原因は


「変形性腰椎症」になってしまうと、慢性的に痛みがあり歩けないようになったり、ひどいときには寝たまま起き上がれないということもあります。病院でレントゲン検査を行ってみると、脊柱の椎骨や椎間板と呼ばれる部分に変形がみられることで、原因を特定することができます。

この症状は、年を重ねていく中で引き起こされる骨の変形によって出現します。骨の変形だけでは痛みを生じることはなく、なかには症状の軽い人もおられますが、腰を支えているじん帯や関節も変化してしまうことで慢性的な痛みになってしまいます。「変形」と「慢性的な痛み」が特徴的です。

特に若いころから無理をして働いてきた人が年齢を重ねることによって、徐々に悪化してしまうことが多くみられます。無理をし続けてしまうことで、炎症を起こしてしまうからです。

無理をし続けてきた人を調べてみると、腰部にあるクッションの役割を果たすはずの水分(関節液)が失われていることがあります。「腰部椎間板変性」と呼ばれるもので、少しずつ水分が少なくなってしまうことで、つぶれたり変形したりするものです。椎間板ヘルニアや脊椎すべりの原因になるといわれています。



腰痛の治療を受けるために

痛みが生じてしまうと、たちまち生活上において支障が生じます。歩くことが困難になりますし、場合によっては思うように外出できないような場合もあります。

これが高齢者である場合であれば、外出しないようになって他者とかかわる機会がなくなってしまい、引きこもりやうつになってしまうこともあります。さらに運動不足となって歩けなくなり、常時介護が必要になってしまうこともあります。

そのためできる限り早い段階で、状況に応じた処置をしていかねばなりません。


腰椎症の診断


病院で診断を受けると、まずは痛みとなった原因を探ることから始まります。またどのような違和感や痛みがあるのかについても聞き取っていきます。それらを確認したうえで、どのような治療が必要であるのか判断していくのです。

重いものをもったときや激しいスポーツなどによって引き起こされたものなのか、それとも年を重ねてくるなかで徐々に進行したものなのか、その内容によっても対処の仕方が変わってきます。

痛みについても、腰を動かすと激しい痛みが生じるものや、足にしびれが出るような神経症状があるものなど、その症状の違いによって治療の仕方は違ってきます。

レントゲンでの診断と実際の症状が違うこともありますので、場合によってはMRIなどを用いて精密検査を行うこともあります。それらの総合的な検査によって、最終的に治療法を決定していくことになります。


腰椎症の治療にはどのようなものがあるの?~うまく付き合っていくことも大事


違和感や痛みに対しての治療は、基本的にその症状を改善させるための対処療法であったり、保存療法であることが基本になってきます。

腰の骨が変形しているような場合であれば、完全に元通りに治すことはできません。もちろん手術によって症状を改善させることもできますが、高齢者などである場合には手術が適していないことも多くあります。

そのため比較的軽い症状や進行しない間に、薬を飲んだり、軟膏を塗ったり、湿布を貼ったりしながら痛みを緩和させ、同時に運動療法なども取り入れることで筋力を改善させていくのです。

痛みが生じている間は、負担となっている動作は控えることになります。痛みがあるということはそもそも私たちの肉体から発している危険信号ですから、その信号を受け入れていくようにし、うまく付き合うようにすることが大事です。

ただしあまり長く運動不足の状態が続いてしまうと、かえって症状が悪化することもあります。少し症状が治まってきたころを見計らって、運動やストレッチを行うようにします。


膝関節痛の薬


痛みに対する治療で活用するもので、根本的に症状を改善させるような薬はありません。

痛みに耐えて我慢し続けていると、さらに痛みが増してしまい強い薬を飲まねばならないようなこともあります。そのため痛みを抑えるための薬は、できるだけ早い段階で始めるようにしなければなりません。

まずは痛みを抑えるために消炎鎮痛薬を内服したり、湿布や軟膏などの外用剤を活用することで痛みをコントロールしていきます。症状が強い場合には、薬を服用しても効き目が薄い場合もありますので、注射を用いて痛みをコントロールすることもあります。

痛みが生じているときには、行動すること自体が億劫になってしまいます。高齢者の場合であれば、そのまま筋力が低下して介護が必要となることもありますし、うつ症状が出てしまうことも少なくありません。

痛みが薬によって抑えられれば、日々の生活にも余裕が生まれ行動できるようになってきます。痛みを止めるということは、とても大切なことなのです。


腰痛や違和感には「運動療法」で!

みなさんに次のような症状があるのならば、運動療法を取り入れることをおすすめします。

●腰が重く感じる、動かすと痛い
●朝起きたときに痛みを感じる
●仕事やスポーツを終えたときに痛い
●お尻からふくらはぎまでしびれている

このような症状は比較的初期症状ではありますが、そのまま放置してしまうことで悪化することもあります。場合によっては、さらに激しい痛みへと進行してしまうのです。

違和感や痛みは、早い段階で対処することで、それほど悪化させずに済みます。筋肉の強化や体重を減らすことが大事なのです。ただし自己判断や無理はしないようにして、医師の指示のもとに行うようにしてください。


腰関節のストレッチや運動


違和感や痛みが生じるようになることで、生活が不安になってしまうことがあります。「このまま悪くなって歩けなくなってしまうのでは」「介護が必要になったらどうしよう」と考えすぎてしまうことは良くありません。

痛みがひどい間は安静が必要ですが、動かせるようになれば少しずつストレッチや運動を取り入れて筋肉の強化や肥満の防止をおすすめします。

運動というと激しいものをイメージしてしまいますが、自宅で簡単にできるものもたくさんあります。少しずつ長く続けることで、筋力アップと柔軟性を高める効果があります。


寝て行う腰の体操


とっても簡単な体操からスタートしてみましょう。
寝ながらできますので、テレビをみながらや音楽をかけながら行ってみてください。リラックスしながら楽しく続けていきましょう。

1、仰向きにまっすぐ寝て、リラックスします
2、足をクロスさせ、腰から下だけをひねります(上体は変えずに)。
3、反対の足をクロスさせて、2と同じように腰をひねります。
4、2と3を繰り返します。

この体操は腰や周辺の筋肉をほぐすことができます。


立って行う腰の運動


この運動は立って行うもので、筋力アップに効果的です。ただし膝に痛みがあるような人は無理して行わないようにしてください。

1、足を肩幅よりも開いて立ちます。
2、そのままお相撲さんの四股(しこ)のように腰をゆっくり下ろしていきます。
3、腰を下ろすときは前かがみにならないようにして、お尻を突き出していくことがポイントです。
4、ゆっくりと立ち上がります。
5、動作を繰り返します。

少し負荷が強い運動ですから、決して無理しないようにしてください。 最初は数回程度からでも十分です。


まとめ~ストレスを発散しながら改善を目指しましょう

腰痛について詳しくお伝えしてきました。

腰は動作のかなめですから、違和感や痛みがあると日常生活に悪影響を及ぼします。しかし症状を抱えて悩まれている人の割合は多く、なかには我慢しすぎて歩けなくなってしまう人もいます。

痛みが強くなってしまうと、外出ができないようになり、人とかかわる機会が少なくなってしまいます。するとストレスが大きくなり、うつになってしまったり引きこもりになってしまうことも少なくないのです。

決して無理をしてはいけませんが、うまく付き合っていく姿勢が大事です。そのために日々簡単にできる運動やストレッチに取り組んで、症状を悪化させないようにすることが大事です。

ストレスを抱えないようにして、楽しい生活を心掛けていきましょう。


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